前回、『資金管理について(5)』(↑リブログ記事)の最後の方に
1、すぐに使える資産(外貨預金積み立て、保険商品、預貯金も含む)=30%
2、金、銀、プラチナ、(定期定額購入を含む)→現物資産=30%
3、相場資金=40%
投資資金の配分を3つに分けました。
今回は、この赤字の相場資金について書きます。
相場資金に使える資金を、私は総資金と自分で勝手に名付けています。
総資金=株式投資に使う資金
(投資資金>総資金 となります。)
投資資金=預貯金(紙の資産)+金銀プラチナなど(現物資産)+相場資金(株式やFXなど)
私の場合は、FXや商品先物などはやらないので、相場資金は日本株式のみです。
よって、相場資金=株式投資に使う資金=総資産になります。
仮に総資産が40万円としたら、
まずその総資産を50%〜60%くらいを株式投資に使っても良いというルールにします。
これは余裕を見ておいた方が、より儲かるからです。
多くの人が、(私もです。)最初に勘違いするのが、この余裕を作るという事を知らないで、いきなり40万円全部で株式を買ってしまう事です。
50%なら20万円、60%なら24万円。
この20万円〜24万円を、ざっくりと適当に3等分にします。
そうすると大体7〜8万円になります。
で、割り出した7〜8万円で買える株式で良さそうなものを選ぶのです。
今は1銘柄が100株単位なので、一株800円までの株が売買する候補になります。
仮にある株(Aとします)が、382円としたら38200円+手数料等で購入できます。
さらに別の株(B)が209円だったとしたら、20900円プラス手数料等で購入できます。
(A)株+(B)株=38200円+20900円=59100円
8万円まで後20900円ありますから、209円以下の株で、買いたい候補の銘柄があればさらに買うことができます。
『買い』で、株式投資を始めるのなら、こういう感じで資金管理をしていって、購入していきます。
これなら安心して相場をすることができますね。
今回のようなコロナショックで大暴落があっても、総資金の60%の3分の1しか資金を使っていないのですから、最悪購入した株式が倒産して価値が0になったとしても、最大でマイナス8万円プラス手数料などで済みます。そうすると総資金はまだ32万円残っていることになります。
さらに買い増しをすることもできますが、私なら今回のような大暴落の時は、すぐに全部の株を売ってしまって、しばらく様子見をしながら二週間は売買をしないて休みます。
次は『売り』について書く予定です。
(続く)